団体信用生命保険(だんたいしんようせいめいほけん)とは、住宅ローンを借りた人が亡くなったり、高度障害になった場合に、残っている住宅ローンを金融機関が保険金で支払ってくれる仕組み。一般の生命保険と違って、保険金の受取人は家族ではなく、住宅ローンを貸している金融機関になる。
住宅ローンは数十年にわたって返済する大きな借金。返済途中で借りた人が亡くなったり働けなくなったりすると、家族が返済を続けるのは大きな負担になる。団体信用生命保険があることで、ローン残高がゼロになり、家族は家を失わずに済む。
よくある質問
Q:普通の生命保険とどう違う?
A:普通の生命保険は家族が保険金を受け取る。団体信用生命保険は金融機関が受け取ってローン返済に充てる。
Q:団体信用生命保険に入らないと住宅ローンは借りられない?
A:多くの金融機関では加入が条件になっている。ただし病気などで加入できない場合は別の方法を検討することもある。
Q:家族はお金を直接もらえるの?
A:もらえない。保険金は金融機関に支払われ、ローン残高がなくなることで間接的に家族が助かる。















