一時金(いちじきん)とは、アパートやマンションなどを借りるときに、毎月払う家賃とは別に、借主が貸主にまとめて支払うお金のこと。契約の種類や地域によって呼び方や性質が違い、返ってくるものもあれば返ってこないものもある。
- 敷金:部屋を借りるときに預けるお金。退去時に原状回復費用などを差し引いて残りが返ってくる。
- 礼金:貸主へのお礼として支払うお金。返ってこない。
- 保証金:敷金に似ているが、関西などでよく使われる。返還される場合もある。
- 権利金:店舗や土地を借りるときに「その場所を使う権利」を得るために払うお金。返ってこない。
- 更新料:契約を更新するときに払うお金。返ってこない。
- 名義書替料:契約者の名義を変更するときに払うお金。返ってこない。
よくある質問
Q:一時金は必ず払わないといけないの?
A:地域や物件によって違う。敷金・礼金ゼロの物件もある。
Q:敷金と礼金の違いは?
A:敷金は退去時に一部返ってくる可能性がある。一般的に礼金は返ってこない。
Q:更新料はなぜ払うの?
A:契約を延長するための費用として設定されている。法律で必ず払う決まりはないが、契約に書かれていれば支払う必要がある。















