委任状（いにんじょう）とは、委任状とは、本来なら自分でやるべき手続きを、他の人に代わりにやってもらうために「この人に任せます」と書いた文書のこと。委任状があることで、その人が代理人として正式に手続きを行える証拠になる。

実例

• Aさんが法務局に行けないので、Bさんに不動産の登記手続きを任せた。
  → AさんはBさんに委任状を渡し、Bさんは代理人として登記申請をした。

• Cさんが銀行に行けないため、Dさんに相続の預金払い戻し手続きを頼んだ。
  → 委任状があることで、Dさんは銀行で正式に手続きできた。

よくある質問

Q：委任状がないとどうなる？
A：代理人は「本人の代わり」として認められないので、手続きができない。

Q：委任状には何を書くの？
A：委任する内容（どんな手続きを任せるか）、本人の名前や住所、代理人の名前などを書く。

Q：相続で委任状は使われる？
A：相続人の一人が代表して不動産の登記や銀行の手続きをする場合、他の相続人から委任状をもらって代理人として動くことがある。