姻族(いんぞく)とは、結婚によってできる親族関係のこと。具体的には「配偶者の血族」や「血族の配偶者」を指す。つまり、結婚したことで自分にとって親族になる人たちのことをまとめて姻族と呼ぶ。
姻族の具体例
- 配偶者の両親(義父・義母)
- 配偶者の兄弟姉妹(義兄・義姉・義弟・義妹)
- 自分の兄弟姉妹の配偶者(義理の兄嫁・義理の弟の妻など)
血のつながりはなくても、法律上は「親族」として扱われる。
よくある質問
Q.姻族関係はいつまで続く?
A.配偶者が亡くなっても姻族関係は残る。ただし「姻族関係終了届」を役所に提出すれば、法律上の姻族関係を終わらせることができる。
Q.姻族は相続人になる?
A.原則としてならない。相続人は血族や配偶者に限られる。
Q.姻族関係終了届はどんなときに使う?
A.配偶者が亡くなった後、義理の家族との法律上のつながりを解消したいときに提出する。これにより、義父母の扶養義務などから解放される。















