相続用語集:共有地

共有地(きょうゆうち)とは、ひとつの土地を、複数の人が共同で所有している状態を指す。

不動産では、家へ入るための通路や私道を、隣の家と一緒に持っているケースがよくある。

共有地の場合、「誰が」「どのように」「どの目的で」使うかについて、必ず他の共有者の影響を受ける。

たとえば、通路を使って建て替えをしたいと考えていても、先に隣の家がその通路を使って建築申請をしてしまうと、自分の家が建て替えできなくなる可能性がある。

  • 工事に同意してもらえない
  • 通路の使い方で意見が合わない

といったトラブルが起こりやすいのも特徴。

共有地は、「自分の土地なのに、自由に使えない」という状況が生まれやすいため、購入や相続の前に、権利関係を必ず確認すべきポイントである。

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