認印(みとめいん)とは、日常的に使うハンコのこと。役所に登録している「実印」や、銀行口座のために届け出る「銀行印」とは違い、宅配便の受け取りや会社の書類など、普段の生活で気軽に押すハンコを指す。100円ショップで買えるような三文判も認印にあたる。
相続の場面では、遺産分割協議書を作るときに「実印」が必要になることが多い。けれど、相続人全員が集まって話し合う段階では、まず認印で署名・押印するケースもある。例えば、兄弟で「父の土地をどう分けるか」を話し合ったとき、最初の合意書には認印を押しておき、後で正式な書類を作るときに実印を使う、という流れになることがある。
つまり認印は「気軽に押せるハンコ」だが、相続のような大事な場面でも最初のステップで登場することがある。普段は軽い存在に見えても、家族の財産をどうするかという話し合いの入り口を支える役割を持っている。















